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Q & Aよくあるご質問

よくあるご質問- Q&A -

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温度検知工具に関するよくあるご質問
  • シース熱電対のシースは、曲げても良いのですか?

  • シース径の5倍以上の半径(φ3.2のシースならR16以上)で曲げることができます。ただし、先端から、シース径の10倍の範囲は曲げないでください。

  • 保護管タイプの熱電対は曲げることができますか?

  • 曲げて使用することはできません。曲げる必要がある場合は、シースタイプの熱電対を使用してください。

  • 熱電対の補償導線が長すぎてじゃまになるので、切って短くしても良いのでしょうか?

  • 補償導線は、普通の電線と同じように切って使用することができます。プラスとマイナスがありますので、間違えないように接続してください。

  • 熱電対を端子台に接続しても良いのでしょうか? また、端子台から測定器への接続は普通の電線でかまいませんか?

  • 熱電対用ではない、普通の端子台の場合、その端子両端の温度が同じなら問題ありません。温度差があると正確な測定ができません。端子台から測定器への接続は、その熱電対種類用の補償導線を使用する必要があります。

  • シース熱電対の感熱部はどこですか?

  • 2本の金属線を接続した部分が感熱部です。シース熱電対では、先端からシース径の2倍の範囲にあります。

  • シース熱電対は、どこまで入れれば良いのですか?

  • 熱電対のシースを熱が伝わりますので、先端の感熱部分だけ入れると、測定対象の温度より感熱部の温度が低くなります。シース径の10~15倍入れるとほぼ同じ温度になります。

  • 他社製の熱電対と同じものがほしい。

  • 熱電対はJIS規格で特性が決められていますので、同じ熱電対種類(K, Jなど)なら、メーカーを問わず使用できます。熱電対種類が同じ製品から、使用に適したものを選択してください。

  • 熱電対を買いました。プラス・マイナスはどう見るのですか?

  • 極性は端子部分に、プラス:赤、マイナス:白または青の表示がしてあります。

  • 以前のカタログに掲載されていたような、熱起電力表を入手したい。

  • Q&Aキットの、■熱電対について → ★熱電対の熱起電力 を開いてください。温度→熱起電力の[熱電対の種類] を選択して、[熱起電力表] ボタンをクリックすると、起電力の一覧表が表示されます。

  • シース熱電対が長すぎました。切っても良いでしょうか?

  • 針金のように見える熱電対のシースは、熱電対素線を無機物で絶縁し、パイプ状の金属で保護した構造になっています。そのため、切ると使用できなくなります。

  • 被覆熱電対の先端は、溶接しなくても温度測定できますか?

  • 導電していれば測定は可能ですが、測定中に導電状態が不安定になると測定した値がバラツキます。特に高温では、溶接しないと安定した測定ができません。

  • シース熱電対は、食品用に使用できますか?

  • 製品は、一般工業用として製作されており、食品に接することは考慮されていませんが、材質はSUS316(ステンレス)ですので、有害物質が溶出することはありません。

  • もっと高温で使用できる補償導線はありませんか?

  • 補償導線は、決められた温度範囲内で、熱電対とほぼ同等な熱起電力がある導線です。その温度範囲を超えると、熱起電力の誤差が大きくなって、正確な温度計測ができません。熱電対を長くして、温度が低い部分で補償導線に接続される使用方法にしてください。

  • サブマリン熱電対は、油にも使用できますか?

  • フッ素樹脂(FEP)被覆熱電対を使用していますので、200℃以下の温度なら、油にも使用できます。

  • 熱電対の補償導線は、どのくらいまで長くできますか?

  • 熱電対による温度測定では、長さの増加(抵抗値の増加)は直接影響しません。ただし、計測器の最大入力抵抗を超えないようにしてください。また、周囲の環境により、ノイズ防止が必要になります。