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ワット数は、電圧の二乗に比例します。200V用のヒーターを100Vで使用すると、1/4のワット数になります。
安全上の問題はありませんが、ワット数は電圧の二乗に比例しますので、約5.8%になってしまいます。
ヒーターには、モーターや電球のような突入電流はありません。ただし、正の抵抗温度係数があるので、通電初期は安定時より3~10%程度電流値が大きくなります。
ヒーターは抵抗加熱ですので、電圧と電流の位相は同じで、力率は1です。
並列に接続してください。
カロリーは以前の熱量の単位で、1カロリー[cal] = 4.1868ジュール[J]です。1ワット[W] = 1J/s なので、1kW・hは約860kcalになります。
ワット数[W] / 電圧[V] を、√3で割った電流値になります。例えば、三相200V 10kWのヒーターでは、約29Aになります。
電気事業法では、維持すべき値として、標準電圧100Vの場合、101±6V / 200Vの場合、202V±20V と定めています。配線電路の電圧降下などを考慮して、高めの電圧が供給されている場合が多いようです。このような200V電源での使用は問題ありませんが、220Vに対して±10%変動するような電源では使用できません。
2台のヒーターの容量が異なる場合は、使用できません。同一容量のヒーターの場合には、使用できる場合があります。なお、100V用のヒーターは、絶縁性能(耐電圧)などが、単相200V用ヒーターの規格を満たしていないので、工場内部以外の場所(一般のひとが使う場所)では使用しないでください。
デルタ結線のヒーターは、結線を変更することで使用できる場合があります。スター結線のヒーターは、使用できません。なお、単相200Vでも使用できるプラグヒーターやフランジヒーターは、カタログに「三相200V(単相200V)」と記載してあり、特注品で結線を変更することにより使用できますので、注文時に指定してください。
抵抗加熱の発熱体は、消費電力量=発熱量ですので、消費電力が少なくなることは理論上ありません。放熱ロスなどを小さくすることにより、機器全体としての消費電力を少なくすることは可能です。
ヒーターの容量と供給電圧の範囲を考慮する必要があります。
容量… 20Wを超え100W以下:±15%、100Wを超え1kW以下:±10%、1kWを超える:+5%/-10%。
電圧… 100V:101±6V、200V:202±20V。 (100V 1kWの場合は、10A×1.1×1.07 = 11.77A)
抵抗加熱のヒーターに、周波数は関係ありません。50Hz/60Hzどちらの地域でも使用できます。熱風発生機などモーターや電装部品を使用した製品は、周波数が関係しますので、カタログで確認してください。
ヒーター断線の直前には抵抗値が増加しますが、使用条件やヒーターの仕様により、経時での抵抗値変化は一様ではありません。逆に減少する場合もあります。そのため、抵抗値や絶縁抵抗値などで判別するのは困難です。定期交換をお勧めします。
カタログ規格品は2005年8月21日、特注品は2006年8月21日以降に製造した製品全て、アスベストを使用していません。それ以前の製品については、お問い合わせのページから依頼してください。
ありません。どの端子に接続しても問題ありません。三相用、直流電源で使用する場合も同様です。