連番 | 所属 (応募時点) | 実験メンバー (チーム名) |
実験タイトル | ||
実験レポート | ||
応募順・敬称略 | ||
1 | 長野工業高等専門学校 機械工学科 | 上條 将広、 樋本 航 |
温風ヒーターの衝突面温度分布の測定 | ||
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温風発生機を用いて物体を乾燥させる場合には、温風発生機の噴出口に送風用ダクトを設け、その先にノズルを取り付ける方法が考えられる。形状の異なる4種類のノズルを温風発生機の噴出口出口に取り付け、それらのノズルから噴出した温風を平板面に衝突させた場合の、平板面上の温度を感温液晶シートを用いて定量化し、ノズル形状の違いによる温度分布の相違を検討した。 | ||
2 | 山梨大学 工学部 応用化学科 | 細井 和也 (フリクション・チャレンジャー) |
摩擦熱で目玉焼きを作ろう!! | ||
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摩擦熱は日常生活のいろいろなところで見ることができる。例えば、飛行機が着陸するときはかなりの煙が出るくらいの摩擦熱が発生している。そこでこの摩擦熱を何か日常生活に活かすことはできないかと考えた。金属板を自転車の後輪部に接触させることで摩擦熱の熱源とできるように自転車を改造し、人力によって後輪を回転させ、生じる摩擦熱を利用して目玉焼きを作ることを目的とした。 | ||
3 | 茨城大学 工学部 機械工学科 | 後藤 泰裕、 中里 真吾 |
間欠泉を人工的に再現してみよう! | ||
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間欠泉とは、一定周期で水蒸気や熱湯を噴出する温泉のことである。間欠泉の発生メカニズムを明らかにするため模擬実験装置を作製し、どのような条件が間欠泉の吹上げ高さや周期に影響するのかを、実験的に解明することを目的とした。 | ||
4 | 信州大学 理学部 化学科 | 粂田 宏明 (ソノファイヤー) |
水の中で金属を溶接? -超音波の驚異的超高温効果に関する実験- | ||
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超音波を水溶液に照射するときにキャビテーション気泡と呼ばれる微小気泡ができ、気泡が壊れる際に、ある瞬間に熱エネルギーを放出し、数千度にも達する。超音波の驚異的超高温効果を身近に理解するために、音響場の中でのゆで卵作り、水の中で進行する金属の溶接、音響場の温度の変化によるサーモクロミズム現象と超高温による水の発光などの実験を行うことにした。 | ||
5 | 茨城工業高等専門学校 ラジオ部 | 森脇 滉 |
ビーカーと水と電気ヒーターで構成する原子炉シミュレーターの試作 | ||
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原子炉の中ではどのような現象が起こっているのか、どのような温度変化が起きているのかなど様々な疑問がある。そこで、原子炉の中で起きている熱現象を水と電気ヒーターで摸擬実験で理解しながら、原子炉シミュレーターの試作をすることにした。 | ||
6 | 東京電機大学 理工学研究科 情報システム工学専攻 |
小島 慎護、 大野 寛和、 吉田 康平、 川崎 崇博 |
カプセルロボットを用いた熱駆動系の実験 | ||
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熱による、形状記憶合金(Shape Memory Alloy,SMA) を用いたロボット駆動の実験を行った。SMAは変態点以上の温度では、超弾性と呼ばれる元の形状に回復する性質を持ち、温度変化で駆動するアクチュエータとして用いられている。衣類やメガネなど変形しやすく、元の形状に戻したいが電気を利用できないものや、内視鏡など細くモータを用いることのできないものにも利用されている。 | ||
7 | 和歌山工業高等専門学校 サイエンス同好会 |
原 昂成 |
簡易気相法でダイヤモンドがザックザク? ! | ||
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ダイヤモンドとは宝石の最たるものであり、工業用途では、その硬さを生かし、研磨剤などに使われている。人工のダイヤモンド生成法には、天然の生成法に基づいた高温高圧法の他、CVD法、衝撃法などがある。熱分解による生成物や化学反応によって,薄膜を形成する手法でである熱CVD法において、最もダイヤモンド生成に適した環境を導き出すことを目的とした。 | ||
8 | 東京電機大学 理工学部 情報システム工学科 |
松澤 俊介、 出川 達也、 小暮 浩史、 坂野 多加史 |
温度による空間移動 | ||
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熱エネルギーを用いて物体を移動させることを考える。まず、空気中の温度差によって発生する気流を用い、風船などの軽く浮きやすい物体の移動を考える。次に、熱エネルギーを用いた物体移動の別の方法として、料理をするとき、熱したフライパンに水をたらすと蒸発することなく、水滴がフライパンの上を転がりまわるといった現象である、ライデンフロスト現象を用いる。様々な液体による挙動の違いや、温度による動きの変化などの観測を行う。 | ||
9 | 茨城工業高等専門学校 ラジオ部 | 斎藤 史靖 |
富士山頂用保温温度気圧追従型電気ポットの開発 | ||
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富士山の頂上付近では、食料ももちろんのこと、水も大切な物品になっている。しかし、富士山は地上より標高が高く、気圧が低い。そして、水の沸点も低くなるので、地上付近での沸騰・湯沸しを想定して設計されている電気ポットでは有効に使えない。この問題を解決するため、我々は外気圧に応じて沸点を計算し、水のロスを防ぐ、電気ポットの研究・開発に着手した。 | ||
10 | 東京電機大学 未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 |
賀来 雄太、 金子 茉里奈、 鴨下 忠尚、 黒沼 邦彦、 国立 彩織 |
太陽光で動くスターリングエンジンの試作 | ||
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風力や潮力による発電の実用化など、様々な環境負荷の小さいエネルギー源活用の研究・開発が進められているが、そのような取り組みの一つとして太陽光のエネルギーを利用するというものがある。太陽光で駆動可能なスターリングエンジンを設計・製作し、発電を行うことを目指した。スターリングエンジンは外燃機関であり、内燃機関の代表であるガソリンエンジンなどと比べて、熱源(エネルギー源)の種類選択の自由度が高いという特長がある。 |