LABORATORY熱の実験室

3. 実験結果

〇 各温度設定時アルミプレート表面温度(実測値)

50℃設定時 表面温度50℃ 100℃設定時 表面温度99℃ 150℃設定時 表面温度148℃ 200℃設定時 表面温度195℃ 250℃設定時 表面温度245℃ 300℃設定時 表面温度293℃ 350℃設定時 表面温度341℃ 400℃設定時 表面温度389℃
・ゴム電線(耐熱90℃)    
 設定温度50℃(表面温度50℃)

変化なし。

設定温度100℃(表面温度99℃)

変化なし。

設定温度150℃(表面温度148℃)

変化なし。

設定温度200℃(表面温度195℃)

変化なし。

設定温度250℃(表面温度245℃)

変化は目視できないが若干のべたつきが発生した。

設定温度300℃(表面温度293℃)

変化は目視できないが加熱中にゴム臭が発生。若干のべたつきが発生。

設定温度350℃(表面温度341℃)

加熱時に煙が発生。変化がわずかに目視で確認できる程度に表面が融解した。

設定温度400℃(表面温度389℃)

加熱時に煙が発生。設定温度350℃時よりも融解が目視しやすくなったが加熱面への付着は見られなかった。
ホットプレートからの除去時に融解箇所以外での電線被覆は若干ではあるが軟化していた。
・ビニル電線(耐熱温度60℃)
設定温度50℃(表面温度50℃)

変化なし。

設定温度100℃(表面温度99℃)

変化なし。

設定温度150℃(表面温度148℃)

変化は目視できないが若干のべたつきが発生した。
ホットプレートからの除去時に電線被覆が軟化していた。

設定温度200℃(表面温度195℃)

表面が目視可能な範囲で融解し加熱面へ付着した。

設定温度250℃(表面温度245℃)

表面が融解し加熱面へ付着。

設定温度300℃(表面温度293℃)

表面が融解し加熱面へ付着。

設定温度350℃(表面温度341℃)

表面がより広範囲で融解し加熱面へ付着し、ホットプレートからの除去時に接触箇所が大きく変形した。

設定温度400℃(表面温度389℃)

加熱時に即座に融解、表面が炭化した。