元祖 [熱の実験室] 第13回 - 熱電対の接続いろいろ「熱の実験室」のコーナーでは、熱を利用した身近な実験を行なっています。 第13回(2003年7月)の実験温度センサーとして多く使われている熱電対は、単純にその2本の線を計測器に接続する以外に、いろいろな接続方法が考えられます。そのほとんどは、結果の熱起電力を容易に推定できるのですが、実際にやってみたらどうなのか? 意外な結果など出るのか? というのが今回の実験です。 ● 実験に使用した器具
● 実験の方法
普通に熱電対を接続したときは、この図のようになります。測温接点をシリコーンラバーヒーター、基準接点をビーカーの中の氷水とし、電圧をレコーダーで記録します。同時に、ヒーターの温度も記録しています。
全部で13種類の接続を行いました。 |