● 今回のテーマ(サーファー用のシャワー) 寒い時期にサーフィンをするときは、ポリタンクにお湯を入れてクルマに積んで海に行き、サーフィンした後、そのお湯でシャワーを浴びるそうです。そのとき体が冷えているので、35℃くらいの低めの湯温が良いそうですが、時間が経つと冷めてしまうので、クルマのシガーライターソケットの電源でヒーターを使用して、保温できないか? という相談がありました。今回は、これを実験してみることにしました。
● 使用した器具●ポリタンク
サーファー用ポリタンクと、比較用に使用した普通のポリタンクは、容量は両方とも20リットルですが、サーファー用はずんぐりしていて、クルマに積んで移動するには安定が良さそうです。なお、サーファー用ポリタンクは、保温性のある黒い袋に入れた状態で実験しました。
●DC12V用ヒーター シガーライター用プラグを接続した、12V100Wのヒーターを製作しました。エスハイでは、AC100V電源があって1500Wまで使用できますが、普通のクルマではそうはいきません。あまり大きな容量では問題がありますが、シガーライターが15Aまでと決められているらしいこと、ヘッドライトのワット数より小さければ問題ないだろうということで、100Wに設定しました。
●データレコーダー いつも使用している、熱電対からの電圧をデジタル変換して、ノートパソコンに取り込むレコーダーです。
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