● 今回のテーマ(温泉を配達します-3) 今回は、長野市内にある、無料の「温湯(ぬるゆ)温泉スタンド」に行ってみました。前回の「坂城町温泉スタンド」は、泉温が45℃と高くて、エスハイで運ぶ間は、保温だけすれば良い温度でした。今回のスタンドは、成分表で泉温が39.3℃になっていますので、加温する必要があります。そこで、温泉配達用に製作したヒーターセットの加熱性能をチェックすることにします。
![]() ● 使用した器具●温泉配達用ヒーターセット 前回と全く同じです。
・タンク: 200リットル入りの、ポリエチレン製ローリータンク ・ヒーター: 水用カートリッジヒーター「ステンレスウルトラW」 100V 1.2kW ・温度センサー: Kタイプ φ1.6シース熱電対(シース材質:SUS316) ・排水用コック: 1/2Bのコック 以上を組み合わせたヒーターセットです。 ![]() ![]() ●データレコーダー いつも使用している、熱電対からの電圧をデジタル変換して、ノートパソコンに取り込むレコーダーです。
前回と同様に、デジタルファインサーモDG2を、湯温コントロール用として接続していますが、今回はヒーターセットの加熱性能チェックのため、常にONまたはOFFの状態で湯温の変化を測定しましたので、温度コントローラーとしては働かせていません。
温度測定位置は前回と同じで、次の通りです。
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