実験実施10チームから、進行が遅れてたために、審査対象としない2チームを除いた、8チームの実験レポートを審査し、入賞3チームを以下のとおり決定しました。 | ||||||||||||||||
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敬称略 | ||||||||||||||||
進行が遅れた2チームについては、継続進行して、次回コンテストの審査対象とすることにしました。 |
応募された実験企画の中から、2008年6月に実験実施10チームを選考し、2008年12月までの6ヵ月間で、各チームに実験およびレポート作成をしてもらいました。進行が遅れた2チームを除く、8チームのレポートについて、当社社内の審査委員が審査基準に基づいて審査し、入賞3チームを決定しました。 |
応募企画について |
今回の応募企画は、第1回のときよりスケールの大きなものが多く、選考にもれた中にも、実施したら結果が期待できるのではないか、と思われる企画が見受けられました。 |
実験実施10チームの実験 |
10チームの実験は、かなり高度な内容のものが多かったのですが、一般のひとにも理解できるように表現されており、世の中に、熱の面白さを伝えることができたことを感謝します。 審査を集計した結果、1位と2位については、ある程度の得点差がありましたが、3位以降は僅差となりました。入賞しなかったチームも含め、全体のレベルが高かったと評価しています。 10チーム中、2チームについては、進行が遅れて審査対象にできない、という残念な結果になりました。やろうとしたテーマが、想定した以上に大変で、6ヵ月の期間でまとめられなかった、ということになりますが、結果として、次回コンテストの実験実施レポートの提出期限までの、約1年半が実験期間になりましたので、結果を期待しています。 |
受賞実験について |
1位: 間欠泉を人工的に再現してみよう! 表現力、娯楽性、独自性、効果の各項目で1位、関連性2位でした。間欠泉の発生メカニズムから、再現実験の方法、実験結果をわかりやすく表現されており、動画でその勢いも良くわかりました。 2位: 温風ヒーターの衝突面温度分布の測定 関連性1位、表現力2位、効果3位でした。当社製の熱風発生機が主役級の実験、ということで評価が上がった面もあるかもしれませんが、感温液晶シートにより温度測定する手順が、温度校正からていねいに表現されていました。 3位: カプセルロボットを用いた熱駆動系の実験 表現力、娯楽性、独自性の各項目で3位でした。形状記憶合金を、ジュール熱で温度上昇させることにより動く、マイクロロボットの原理が良くわかりました。 |
審査委員長 | 株式会社八光 代表取締役会長 坂原 良一 |
審査副委員長 | 株式会社八光 代表取締役会長 坂井 永一 |
審査委員 | 株式会社八光 ・専務執行役員 営業本部長 ・常務執行役員 営業副本部長 株式会社八光電機 ・第一技術部 課長 ・第一技術部 部員 (熱の実験室新館メンバー) ・第二技術部 部長 ・第二技術部 部員 (熱の実験室新館メンバー) ・第三技術部 執行役員 部長 (八光熱の実験コンテスト事務局) ・第三技術部 部員 (熱の実験室新館メンバー) ・第三技術部 部員 ・第四技術部 執行役員 部長 ・品質保証部 部員 |
評価項目 | 評価要素 | 配点 |
表現力 | 科学現象や自然現象を、幅広い対象に対して、興味深く表現できているか | 20 |
娯楽性 | 楽しめる実験か | 10 |
関連性 | 当社の事業との関連: 電熱製品の、今までにない使い方を提案しているか | 10 |
独自性 | 実験のテーマ・内容に独自性があるか | 10 |
効果 | 新しい知識が示されているか | 20 |