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              熱の実験室-新館5ブロックの実験メンバーが交代で担当します第27回 ヒーターで草木を守る
 実験実施: 2011年1月~7月、 実験担当: 第4ブロック  1.はじめに
          
            | 冬の寒さの厳しい地域では、11月~12月に、庭にある鑑賞用の花、鉢を屋内へ移動させる作業をされるご家庭も多いかと思います。春になれば、また庭へ移動する作業を行う事になりますので、ヒーターを利用して簡単に保温し、屋外に置いたまま冬季を越せないか実験してみました。 |   2. 実験方法
          
            | 実験の対象は、手ごろに入手できて寒さに弱い、サボテンにしました。 
              比較実験は、次の3つの環境条件とします。種類 : 短毛丸
              大きさ: 株径 約8cm、高さ 約7~8cm
              個数 : 3個
             
              (a) 室内
              (b) 屋外、ヒーター有り
              (c) 屋外、ヒーター無し
             |  |   3. 実験準備
          
            | 実験用、比較用の鉢を用意して、植え替えを行いました。(上写真参照。) 2週間(1月29日~)、20℃程度の室温で養生後、比較実験に入ることにしました。
 ヒーターは、鉢の形状、大きさに合わせたシリコンラバーヒーターを製作することにしました。
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            | 鉢の下に置き、鉢の保温を目的とします。ヒーターの仕様は、 
              
                | 定格電圧 | : | AC100V |  
                | 定格消費電力 | : | 22W (表面電力密度 0.07W/cm2)
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                | 寸法 | : | φ200mm(厚さ 1.5mm) |  シリコンラバーヒーターは、薄型で取り扱いが楽にできます。温度調節器を使用せずに簡便に使用できる様に、消費電力を小さくしたヒーターを製作しました。
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