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第17回 バケツ用ヒーター(投込みヒーター)と火災
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● (1)金属バケツで試験
最近は樹脂バケツに押されて金属製のバケツを見ることは少なくなりましたが、防火用などの需要があるようです。近年ではレトロな雰囲気が好まれ、装飾容器としても人気のようです。
ヒーターの表面温度、バケツの底の温度、ベニヤ板の温度を測定しながら通電しました。
約30分で沸騰をはじめます。
3.5時間をすぎたあたりでヒーターの表面が空気中に露出し空焼きとなり、急激に温度が上がり始め、30分足らずで約800℃に達しました。底にはまだ水がありますが、発熱部が水から出てしまったのでバケツ底面の温度は一時的に低下しています。同時にベニヤ板の温度も低下しました。
4時間くらいで水が完全に無くなり、ヒーターは真っ赤です。再びバケツの底とベニヤ板の温度も上昇していきます。
合計8.5時間通電し、最終的にバケツ底面が約270℃、ベニヤ板は約200℃に達しました。ベニヤ板はバケツ形状に変色して、ヒーターがあった辺りが特に焦げています。しかし、発火することも、延焼することも無く試験を終えました
木材の引火温度は260℃~300℃くらいですので、火事に発展する可能性は低そうです。ただし、稀に100℃~200℃でも着火することもあるそうですので、金属バケツを使用したからといって完全に火事を防げるわけではありません。
電源を切ってヒーターが冷えるに従い、ピキッ ピキッと音がして、メッキがはがれて飛び散っていきます。酸化とスケールの付着もひどく、ピカピカだったヒーターが見るも無残な姿になってしまいました。
水の中で使用する分には大変長持ちするヒーターですが、こうなってしまうと錆びて穴が空くのも時間の問題です。穴が空くと漏電やショートする可能性もあります。
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