製品紹介
OUR PRODUCTS
製品紹介
製品紹介トップ
新製品一覧
カテゴリー別検索
タグ別検索
五十音別検索
キーワード・型番検索
生産終了製品リスト
熱っぷる
お問い合わせ・製品サポート
CONTACT US
お問い合わせ・製品サポート
製品サポートトップ
お問い合わせ
デモ機貸出し受付
メンテナンスサービス
相談窓口
RoHS指令対応情報
ダウンロード
DOWNLOAD
ダウンロード
ダウンロードトップ
製品カタログ
CAD図面データ
取扱説明書
注意説明書
熱風発生機HAP用ソフト
Q&A
Q & A
よくあるご質問
よくあるご質問
お役立ち情報
企業情報
ABOUT US
企業情報
会社概要
販売拠点
環境への取り組み
イベント情報
採用情報
お知らせ
おすすめコンテンツ
Q&Aキット
電話相談窓口
0120-900-435
/
0120-900-998
MENU
LABORATORY
熱の実験室
ホーム
熱の実験室
熱の実験室-新館
第15回 湯せんの実験
熱の実験室
熱の実験室-新館
● 実験結果
実験の結果を以下に示します。
1リットルビーカーの場合
図. 湯せん実験(内容器:ビーカー)
パターン1とパターン2の場合で、内容器内の液温の温度上昇に違いが大きく見られました。お湯から湯せんしたほうが、水から湯せんした場合の約3/4の時間で最高温度(約70℃)まで上昇していることが分かります。最初、内容器(ビーカー)を入れた際、パターン2の湯せん器液温(お湯の温度)が下がっていますが、すぐに上昇しています。
これは、ビーカーを入れたことにより、お湯の熱量が奪われましたが、ビーカーが小さかったため、それほど多くの熱量を奪われなかったためと考えられます。
18リットル一斗缶の場合
図. 湯せん実験(内容器:一斗缶)
この場合もお湯から湯せんしたほうが早く昇温していますが、その時間は水から湯せんした場合の約4/5で、ビーカーの場合よりも遅い結果となりました。最初、内容器(一斗缶)を入れた際、パターン2の湯せん器液温(お湯の温度)が下がっています。一斗缶の場合は、容器が大きいため奪われた熱量も多く、なかなか内容器の液温は上昇しませんでした。
● まとめ
今回の結果より、お湯から湯せんをしたほうが、水から湯せんするよりも早く昇温するということが分かりました。しかし効率の面では、お湯から温めたほうが良いと言えるでしょうか。最初に使用するお湯を温める時間を考えると、お湯を温めるのに約30分かかります。
ここで、一斗缶の場合の試験結果中パターン2の測定結果を、水をお湯にする時間を考慮して30分遅らせてみると以下のようになりました。
図. パターン1-パターン2(効率比較)
図より、パターン1とパターン2のグラフはほぼ重なりました。よって最初にお湯を温める分の効率を考えると、パターン1とパターン2では熱効率はほとんど変わらないという結果になります。
以上より、「お湯から湯せんすると確かに早く内容器を温めることができるが、効率の面から言うとほとんど変わらない」、ということが言えます。最初にお湯を沸かすのではなく、余ったお湯を使用しての湯せんであれば、効率も良いと言えるでしょう。
担当: 東海
1
2