熱の実験室-新館
第15回 湯せんの実験
新館は、4人の若手メンバーが交代で担当します
実験実施: 2009年1月
● 湯せんとは?
容器の中で湯を沸かし、その中に一回り小さい容器を入れて、小さい容器の内容物を間接的に温める方法。
湯煎の方法として、大きく2つのパターンが考えられます。 |
パターン1
水に加熱物を入れ、一緒に温める |
パターン2
お湯に加熱物を入れ、温める |
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上の2つのパターンで、いったいどちらが内容器内の水を、早く温められるでしょうか。
おそらく、お湯から加熱したほうが早く温められるでしょう。実際に実験して確かめてみましょう。 |
● 実験に使用するもの
内容器 |
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1リットルビーカー、18リットル一斗缶 |
熱電対 |
: |
Kタイプ熱電対6本 |
データロガー |
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型番 |
: |
CHW1100 |
定格 |
: |
100V 800W |
槽定格水容量 |
: |
6リットル |
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● 実験方法
- 湯せん器に水を入れ、各内容器を加熱する。各内容器内の水量はビーカー1リットル、一斗缶18リットルとする。
- 湯せん器にお湯を入れ、各内容器を加熱する。各内容器内の水量はビーカー1リットル、一斗缶18リットルとする。
- それぞれ右図のように熱電対を設置し温度を測定する。
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