LABORATORY熱の実験室


 ● 温泉スタンドの下見

 温泉の湯をどこで入手するかというと、手頃なのは温泉スタンドです。近くに3箇所あることがわかりましたので、200リットルの水入りのタンクを積んだ試験走行も兼ねて、下見してきました。

■坂城町温泉スタンド(上平島温泉)

 当社がある戸倉町のとなり、坂城町にある、一番近い温泉スタンドです。

・使用料金:200リットルで100円、20リットルで10円

成分表
 幹線道路から少し入ったところにあって、入りやすい感じです。泉温は表示で45.0℃で、ヒーターで保温だけすればOKな温度です。

■須坂市関谷温泉スタンド

 長野市の東側、須坂市にあるスタンドです。

・使用料金:100リットルで100円、10リットルで10円

成分表
 「湯っ蔵んど」という温泉施設の近くです。料金が坂城町温泉スタンドの2倍で、泉温は、表示で38.6℃と低めになっていますので、浴槽に入れるにはヒーターで多少加温する必要があります。

■長野市温湯温泉スタンド

 「温湯」は「ぬるゆ」と読みます。無料の温泉スタンドなので、人気があるようです。

・使用料金:無料

成分表
 無料温泉スタンドなので、上の2箇所とは外観が全然違います。この温泉スタンドの前はときどき通りますが、黄色いローリータンクを積んだ軽トラックがいることが多くて、空いていることの方が少ないようです。写真も、空くのを待ってから撮りました。近くには「温湯温泉市民センター」という温泉施設があります。
 こんな感じの、屋外作業系(農業とも言う)のワイルドなひと(クルマも)が多くて、それより少し上品なエスハイで入るのはちょっと気が引ける感じです。泉温は、表示で39.3℃です。
 3箇所回って、ローリータンクのドレンに部品を取り付けた部分からの水漏れもなかったので、OKとしました。ただ、200kgのタンクを積んだこの状態では、山道は遠慮したい感じです。遠くまで行くときは、頑丈なバンドで、しっかり固定したいと思います。
 製作中の、温泉配達用のヒーターセットが完成したら、実際に温泉スタンドで湯を入れて加温し、入浴してみる予定です。