エージング・バス型
真空容器の脱ガス処理を目的とした、加熱処理装置。

概略仕様
- 加熱方式: 熱風循環
- ヒーター: 規格熱風発生機
- 真空ポンプ: お客様施工
- 真空ポート: NW40フランジ
- 最高使用温度: 150℃
- 炉内寸法: W1400mm × D1400mm × H400mm
- 定格: 三相200V 4kW
- 外形寸法(mm): W 1950× D2200 × H980
用途例
- ステンレス製真空容器の、容器内側表面に吸着した不純物を放出させること(脱ガス)が目的
- 容器を真空配管に接続し、真空引きを行いながら容器の外から熱風循環で加熱を行う
- エアーバスで容器を外から加温できる
効果
- 真空容器の脱ガス処理を目的とした加熱処理装置。
- 炉内全体が真空チャンバーではなく、また熱源が規格熱風発生機であるため、低コストに真空脱ガス装置を実現。
- 脱ガス処理は、150℃(ステンレスの変色がない温度)の場合、数十時間の加熱処理を行うため、熱風式加熱とマッチングし、かつ熱風加熱により、異形状の容器に対応可能。
- 蓋の開閉は蝶番+ガススプリング補助で、クレーンがなくても人力で開閉可能。