センターレス型熱風装置
回転ロールにより、ワークおよび容器が回転する。

概略仕様
- 加熱方式: 熱風循環式
- 最高使用温度: 200℃
- 最大ワーク寸法: φ180mm × 長さ300mm
- 回転速度: 1~10rpm
- 定格: 三相200V 5kW
- 外形寸法(mm): W800 × D1000 × H1600
用途例
- 各種円筒パイプの内側への、加熱しながらの塗布
- ワークを加熱保温しながら回転させて、コーティング剤を塗布
- コーティング剤を塗布する工程では、硬化時間を短縮
- 溶接・ロウ付け・溶接作業前の予熱
効果
- 円筒状の容器にワークを入れ、容器を回転することで小さなワーク、粉体、液体、泥状の原料など均一に加熱することができる。
- ワークが回転することにより、各部の温度が均一になる。
- 容器を回転させ、乾燥などに使う場合は、熱風が均一にワークに当たるため、乾燥ムラがない。
- 予熱~作業までワークの移動がなく、時間短縮になる。
- 小物ワークの水切り乾燥が、同時に行える。
- 回転予熱により、凝固、沈殿防止。