How to Use 負荷抵抗器
電気エネルギーを熱エネルギーに変換するのが、負荷抵抗器です。抵抗値が安定していて、大容量を得やすいシースタイプのヒーターは、負荷抵抗器としての使用にも適しています。
■ 用途例
- 燃料電池の評価試験
- バッテリーの容量試験
- 発電機の定期評価試験
- 非常用発電機の定期試験
- 小水力発電所など、発電余剰電力の熱エネルギーへの変換
- スイッチの寿命試験
- リレーの寿命試験
■ 使用するヒーターの種類
■ 空気加熱用ヒーター
ダクトヒーター
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ファン付きダクトヒーター
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ストレートフィンヒーター
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フィン付カートリッジヒーター
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フィンヒーターを使用し、ファンで送風して使用するのが一般的です。大気中に放熱するので、他に必要なものはなく、使用は簡単です。試験用途ではファン用の電源が別に必要になります。
■ 水加熱用ヒーター
プラグヒーター
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フランジヒーター
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取付ヒーター
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投込みヒーター
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水用ヒーターは、ワット密度(単位面積当たりの発熱量)を、一般品で 10W/cm2 程度と高くできますから、高容量でもコンパクトにできます。水質が良い場合は、20W/cm2 程度にして、更に小型化できます。当然ですが、水の供給は必要です。
■ 放射加熱ヒーター
遠赤外線ストーブ
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ハイレックスヒーター
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ファンによる送風も、水の供給も不要です。容量の割に大きくなりますが、小容量のときは使用も簡単です。