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遠赤外線は、加熱される物体のごく表面で吸収されて発熱します。中まで浸透することはありません。
1mのヒーターが600℃温度上昇すると、8~10mm長くなりますので、片側は長さ方向に自由に動くように取付けることが必要です。また、端子部が金属に触れてリークなどの事故にならないようにしてください。
スター結線すると、1台のヒーターに加わる電圧が1/√3になり、ワット数が1/3になってしまいます。三相200Vの電源にスター結線する場合は、116V用のヒーターを使用する必要があります。
特定の波長だけを放射することはできません。ヒーターから放射される赤外線エネルギーの大きさと波長は、その温度によって変化し、山形のエネルギー分布のピーク波長は、次の式(ウィーンの変位則)になります。λ=2897.8/T (λ:ピーク波長[μm]、T:温度[K]) ヒーターの温度が600℃のときは、λ= 2897.8/(600+273.15) = 3.3[μm]です。
板ガラスは、可視光線を良く透過するので透明に見えますが、赤外線に対しては半透明です。2.5μm程度から透過率が低下し、4μmより長い波長の赤外線はほとんど透過しません。そのため、遠赤外線ヒーターの加熱効果が著しく低下してしまいます。
一定温度の液体・気体で加熱するのと異なり、放射加熱では温度を直接コントロールできません。被加熱物の材質や形状、加熱条件で大きく変化しますので、実機での確認が必要です。
ヒーターの端子が、高温雰囲気(150℃以上)にならないように設置してください。炉に使用する場合は、炉外に端子が出る構造の特注品をご用命ください。なお、端子ナットの締付けが不完全だと、接触抵抗で発熱してしまいます。
被加熱物の材質や形状、その他の条件によって、加熱特性は違ってきます。高温熱源による放射加熱では、温度を直接コントロールできないためです。そのため、必ず事前の試験確認が必要です。