<番外編>
  実験その4

実験日時 2014年2月10日8:30~ 天候:晴れ 外気温:-3℃
実験車両 エスティマハイブリッド
ラバーヒーター  実験その3と同じ
 週末の大雪でエスティマにも20cmほどの雪が積もりました。当初の目的は霜を溶かすことでしたが、フロントガラスに積もった雪もラバーヒーターで溶かすことができるのでしょうか。実験してみました。

(1)実験前の状態

(2)雪で滑るので手で押さえました

(3)30分近く通電した状態

(4) 雪の下はガリガリに凍っています

(5) 雪を降ろした状態で再度通電開始

(6) 3分程で氷が溶けていきます

(7)実験後の状態

(8)ワイパーをかけると氷も取れました
 厚く降り積もった雪をラバーヒーターの熱のみで溶かすのは、難しいことが分かりました。トータル30分近く通電してもヒーターの形が分かるくらいにしか雪は溶けませんでした(写真(3))。その後、雪を降ろしてフロントガラスについた氷をヒーターで溶かしたところ、およそ5分で完全に解氷することができました。

 4. まとめ

 実験の性質上、冬期しか実験が行えないため、4シーズンにわたる長期間の実験となってしまいましたが、ラバーヒーターの熱で自動車のフロントガラスについた霜を溶かすことができました。また手早く霜を溶かすには面積が大きく、容量密度が0.14W/cm2くらいのラバーヒーターを使えばよいことが分かりました。ワイパーが車種ごとに様々な種類があるように、フロントガラスの形状(面積、曲率など)は車種によって異なるため、曲率の大きい車の場合、1枚もののラバーヒーターではうまく密着しない部分ができてしまい、車種ごと専用に設計する必要がありそうです。是非、来シーズンは準備と片付けの手間を軽減できる車種専用(とりあえずエスティマ専用)のラバーヒーター製作に挑戦してみたいと思います。