■ ヒーターについて: ワット密度の設定

 以下の表は、主な物質を加熱するヒーターの、表面ワット密度の許容最大値です。なお、実際の使用では、被加熱物の質や、流れ方などの条件が影響しますので、参考値としてください。
被加熱物 温度
[℃]
許容WD
[W/cm2]
アスファルト、タール(流れ) 90 1.3
145 1.1
200 0.9
260 0.8
アスファルト、タール(流れない) 90 0.7
145 0.6
260 0.4
アマニ油 65 7
アルカリ溶液 80 4
アンモニアメッキ溶液 10 3.8
エチレングリコール 150 4.5
海水 80 7
ガソリン 150 3
柑橘しぼり液 85 3
金属溶解 500 5
グリセリン 10 6
鉱物油 90 3
200 2.5
酸性溶液 80 4
シアン化ナトリウム 60 6
C重油(流れ) 70 1.8
C重油(流れない) 70 0.8
脂肪酸 65 3
潤滑油 SAE10~30 120 3.4
潤滑油 SAE40~50 120 2
蒸気(低流速) 150 1.5
260 1
370 0.8
蒸気(高流速) 150 4
260 3.2
370 2.5
蒸気脱脂液 130 3
植物油 200 4.5
シリコーンオイル 200 4
水酸化カリウム 70 3.8
水酸化ナトリウム 2% 99 7
水酸化ナトリウム 10% 99 3.8
水酸化ナトリウム 75% 80 3.8
300 3
ソルトバス 450 6
ダウサムA (流れ) 400 3.4
ダウサムA (流れない) 400 1.5
電気メッキ液 80 6
糖蜜 35 0.4
トリクロロエチレン 65 3
300 5
熱媒油(流れ) 350 3.4
400 2.3
燃料油 (揮発) 90 3.4
燃料油 (残留) 90 2
燃料油 (Heavy) 70 1.2
パークロロエチレン 90 3
パラフィン 60 2.5
フレオン 150 0.4
プロピレングリコール 65 3
100 7
80 10
水(硬水) 80 4
油煎バス 200 3.7
300 3