熱の試験の請負

受託試験

  • 環境試験や加熱試験をしたいけれども、設備を導入するほどでもない…
  • 設備導入前に、うまく行くかテストしたい…

そんなご要望は多いと思います。
八光電機では、試験設備や加熱設備の製造販売だけでなく、熱に関する受託試験を行っています。

試験設備

今回は、受託試験に使用できる自社製の加熱設備をいくつかご紹介します。なお、ここに載せるのはあくまで一例で、他にも多数加熱装置を取り揃えております。お困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。

①角ハイレックス遠赤試験設備
角ハイレックスを25台並べた試験装置で、1m×1mの板やシートなどの照射加熱試験ができます。
建材の環境試験や、金属やガラス板へのコーティング焼付・乾燥テスト、シート材の耐久試験などに使用できます。
25台のヒーターは個別に温度制御可能で、ヒーターとワークの距離も簡単に変更できるため、精密な加熱試験ができます。

 

②コンベア型遠赤・熱風併用テスト炉
速度可変のチェーンコンベア(幅500mm)を備え、加熱トンネルに熱源として遠赤外線ヒーターと熱風発生機を備えたオールインワンのテスト装置です。
ガラスや板金へのコーティング、電子部品のポッティング樹脂硬化、お菓子への焼き色付け、基板のレジスト乾燥など、様々な生産ラインの設備導入前のプレテストに最適です。

コンベア型遠赤・熱風併用テスト炉
焼き色
チェーンコンベア

③800℃対応熱板(ホットプレート)
プレート材質にSUS310S、ヒーターにNCF800製カートリッジヒーターを採用し、プレート表面で800℃まで昇温可能なホットプレートです。プレートサイズ200mm×200mm、温度均一エリア150mm×150mmです。
通常、温度が高いほど温度のばらつきは大きくなりますが、このホットプレートは多点温度制御コントローラーの採用により800℃でありながらR10℃(最高温度と最低温度の差が10℃)という驚異の温度精度を達成しています。
ガラスの調質、高張力鋼板のホットスタンピングのテスト、金属やセラミックの熱衝撃試験、低融点金属の融解試験、蒸着テストなどに使用されます。