製造現場では、乾燥庫・焼成炉・加熱ラインなど熱を使う機器が多く存在し、工場の使用エネルギーの多くをしめます。
その一方で、「高温の排気」がそのまま大気に放出され、エネルギーがムダになっているケースは少なくありません。この“捨てていた熱”を回収・再利用することで、省エネ・コスト削減・CO₂排出量削減が実現できることをご存じでしょうか?
排熱を回収して、「資源」に換える熱交換器とは?
熱交換器は、高温の排気から熱だけを回収し、新たに取り込む吸気にその熱を与えることができます。
吸気の温度が上がるため、その分加熱機器の出力を下げることができるため、排熱を再生エネルギーという「資源」に換えることができるのです。
結果として、使用エネルギーを削減することができるため、省エネ・コスト削減・CO₂排出量削減が実現できます。
これまでに、パッド印刷の乾燥ライン、接着剤の硬化コンベア、樹脂成型のホッパードライヤーなど、幅広い業界の設備に導入してきました。



導入コスト以上のランニングコスト低減
熱交換器は、ガス・灯油・電気など、さまざまな熱源を使った設備で使用できる可能性があります。排気温度が高いほど、排気量が多いほど、多くの熱を回収することができます。
導入コストはかかりますが、導入コストを数年間でペイできるケースも多く、省エネ、CO2削減だけでなくランニングコスト削減にもつながります。
機種選定と効果計算のサービス
当社では、構造の異なる2種類の熱交換器を、ダクト径/風量ごとにラインナップしています。
- 高効率熱交換器:気体vs気体の熱交換器では業界最高クラスの回収効率
- クロスパイル熱交換器:高温・高風量・高風圧に対応した熱交換器
「どの機種が適しているの?」
「自社でも熱回収ってできるの?」
「実際にどれくらい省エネになるの?」
そんな疑問をお持ちの方には、機種選定のお手伝いに加えて、CO₂削減量・エネルギー削減量・ランニングコスト削減額の試算サービスを行っています。ご興味がある方はお問合せフォームまたは電話相談窓口まで、お気軽にお問い合わせください。