No.39 ヒーターの節電対策

 ヒーターは、電気を利用して熱を供給しています。できるだけ小さな電力量で仕事ができるように、工夫しましょう。

  放熱ロスを小さくする

 物を加熱すると、その表面から自然対流や放射で、熱が放出されます(放熱)。この放熱ロスを小さくすることで、消費電力が削減できます。
 特に、水を加熱する場合、液面からの蒸発による放熱ロスが非常に大きいので、フタなどで蒸発を防ぐことが必要です。
「ドラム缶用ラバーヒーター」を「保温ジャケット」でカバー。
保温時の消費電力を、約68%削減

  必要以上に温度を上げない(温度コントロール)

 仕事に最適な温度を保ち、必要以上に温度を上げないことで、消費電力が削減できます。
 水を加熱する場合、沸騰して100℃以上にならないため、通電しっぱなしの場合がありますが、温度を下げると消費電力が大幅に少なくなります。
温度調節器付ヒーター 温度コントローラーを使用した場合の接続例

  小さくする(必要な部分だけ加熱)

 加熱する部分が大きいほど、温度を上げるために必要な電力量は大きくなります。必要な部分だけを加熱できれば、消費電力が削減できます。
外径φ2.3の極細ウルトラファイブ(カートリッジヒーター)で、極小部分を加熱