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HOW TO USEHow to Use

How to Use 滅菌キット


 食中毒が発生しては大変です。食材に雑菌が入らないようにいくら注意しても、包丁に菌が付着していたのでは、何にもなりません。

 厚生労働省発行の「O-157 Q&A」によると、菌種により熱抵抗性に差はありますが、O-157の加熱致死は、50℃で20時間~24時間、60℃で25分以上です。O-157より熱に強いサルモネラやカンピロバクターなども含めて、75℃で1分間以上加熱すると死滅すると言われています。

 包丁も、熱で滅菌するのが簡単で一番確実といえます。

 バケツ用ヒーター 型番:ACW1110(100V 1kW)と、ステンレス容器(自在キャスター付き)、包丁スタンド を組み合わせた「滅菌キット」です。

ヒーター部

 定格: 100V 1kW
 温調温度範囲: 30~85℃
 シース材質: 銅(ニッケルメッキ)

容器

 材質: SUS304
 ストッパー付き自在キャスター付き

包丁スタンド

 材質: SUS304
 半円形2枚で1組

 ● 特長

  • 水と包丁を入れて、ヒーターの電源を入れた後、4時間で滅菌完了します。
  • 包丁は、大きさにもよりますが、10~15本を一度に滅菌できます。
  • 自在キャスターで、じゃまにならないように、容易に移動できます。
  • 温度調節器は、沸騰しない温度に保ちますから、湯の減りが少なく安全です。
  • 包丁スタンドを1枚取り外すと、まな板も滅菌できます。

 ● 使用上のご注意

  • 容器は高温になりますから、人が触れたりする危険がない場所で使用してください。
  • 温度設定は、菌が滅菌できる温度になっていることを確認してください。
  • 湯は、包丁スタンドのところまで一杯にしてください。
  • 無人の場所で長時間放置して使用しないでください。万一湯が無くなって空焼きすると、漏電や火災の原因になります。
  • 菌が再付着しないよう、滅菌後は湯が熱い状態で包丁を取り出し、使用するまで乾燥した状態を保ってください。

 ■ 大型の熱湯滅菌には

 大容量の温度調節器付き投込みヒーターを使用できます
ペール用ヒーター

 型番:BCP1150(100V1.5kW)
温調付投込みヒーター3相

 型番:BCW3021(200V 2kW)
 型番:BCW3031(200V 3kW)
 型番:BCW3051(200V 5kW)

 ■ 工場で使用する専用装置

 プラグ型ヒーターやフランジ型ヒーターと、温度コントローラを組み合わせた装置を提供します。
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プラグ型ヒーター
フランジ型ヒーター
ウォーター加熱ユニット

 ■ 熱風で滅菌

 乾燥した状態で滅菌したい場合は、滅菌用ボックスと熱風発生機の組み合わせで使用してください。