2.2.2 送風をしながらヒーターに通電した際の昇温特性

 次に、通常のホットエアビームの使い方と同じく、送風を行いながらヒーターに通電を行い、目標の温度設定で熱風を発生させるのにどれぐらい時間がかかるか調べました。

    2.2.2.1 実験手順

1. 吐出しエアー温度測定用熱電対を、エアー吐出し口から5mm離れた位置に設置する(図5)。
2. 温度コントローラーと特殊ホットエアビームを配線する。
 カートリッジヒーター内部温度制限用熱電対 → ヒーター温度制御用熱電対入力に接続
 筐体内部エアー温度制御用熱電対 → ワーク温度制御用熱電対入力に接続
3. 温度調節器に温度設定を行う。
 ヒーター温度用温度調節器(カートリッジヒーター内部温度):600℃
 ワーク温度設定用温度調節器(筐体内部エアー温度):500℃
4. 圧縮エアーを特殊ホットエアビームに供給する。
 エアー圧力:0.1MPa
5. ヒーターに通電を行う。

図5 吐出しエアー温度測定用熱電対の設置

    2.2.2.2 結果

 送風を行いながらヒーターに通電をした際の昇温特性を、図6にまとめました。カートリッジヒーター内部温度を600℃に制限しても、筐体内部エアー温度、吐出しエアー温度は約260秒経過後温度が安定し、筐体内部エアー温度は目標温度である500℃、吐出しエアー温度は約450℃となりました。

図6 送風を行いながらヒーターに通電した際の昇温特性