熱の実験室-新館
第36回 フィンヒーターで液体加熱 パラフィンワックス編
5ブロックの実験メンバーが交代で担当します
実験実施: 2015年4月~6月、 実験担当: 第4ブロック

 1. はじめに

 ろうそくの原料としてもお馴染みのパラフィンワックスは、常温では半透明もしくは白色の固体で、用途によって異なりますがおよそ50℃で融解します。溶けると無色透明で比較的サラっとした液体ですが、水よりも粘性があります。キャンドルアートの際は、ロウを湯煎で溶かして使われることが多いようですが、投込みヒーターで直接加熱した場合とどちらが早くパラフィンワックスを溶かすことができるのでしょうか。

 2. 実験

  2-1. 準備編

 購入した粒状のパラフィンワックスワックス6kg (図1)を寸胴鍋に入れて、溶かします(図2)。常温で冷まして一つの塊になったもの(図3)を実験に使用しました。


図1

図2

図3

  2-2. 実験編

実験1
 比較実験として、パラフィンワックスを固めた寸胴鍋を、ひとまわり大きい寸胴鍋に入れ、湯煎でパラフィンワックスを溶かします。お湯の入った大きい寸胴鍋には消費電力1kWのヒーターを入れ、お湯が冷めないようにしました。通電開始から3分経過すると鍋の周りからパラフィンワックスが溶け始め、真ん中のくぼんだ部分に溜まっていきました。50分経過すると塊はかなり小さくなり、1時間で完全に溶け終わりました。


ヒーターで水を加熱します

湯煎開始

3分経過

20分経過

50分経過

1時間後