5. ポップコーン製造装置 II (HAP4020循環型)


写真4. ポップコーン製造装置 II
熱源にはHAP4020を使用。
    (単相200V 2kW)

制御温度点400℃を確保するために循環できる装置。

※高温にて実験する為、安全装置(サーモスタット)は取り外してあります。

図2. ポップコーン製造装置 II の仕組み
 
・結果
 見事にポップコーンを作ることに成功した

 次に吐出口温度と風量の変更によるポップコーン完成までの処理時間を確認した。
 条件は以下の通り
 熱風発生機の制御温度点を300℃、350℃、400℃
 風量調整板を 1/3開、2/3開、全開(1.5m3/min ※カタログ値)
 それぞれの条件にてポップコーンができる時間を測定した。
  • ポップコーンの処理量は10粒  (粒のサイズは同程度のものを使用)。
  • ポップコーンができる時間の算出方法は10粒のとうもろこしをとうもろこし投入口(図2.参照)より投入。10粒のうち1粒目と10粒目のポップコーンができる時間を測定。2度行い、2度の平均値を算出する。
 
実験結果
 グラフ1より温度を高くする、風量を多くすればポップコーンができるまでの時間が短くなることが確認できた。 
 特に温度を変えるのが効果的だったようだ。
 主観になってしまうが、300℃で調理したポップコーンよりも350℃と400℃で調理したポップコーンの
 ほうが、ふっくらと見た目も良く仕上がった。300℃のポップコーンは粒が小さいように見える(写真5.参照)

写真5.でき上がったポップコーン 左から 300℃、350℃、400℃

 6. まとめ

 ある程度の温度でポップコーンはできる。残念ながらポップコーン製造装置 I ではポップコーンは作れなかったが、ポップコーン製造装置 II では見事ポップコーンを作ることに成功した。
 熱風温度を400℃にしたものが一番効率が良かったので大量?!にポップコーンをつくることに適している。
 油を使わずに調理ができ、焦げることもなかった。
 とうもろこしにまんべんなく熱を与えるのに熱風(ポップコーン製造装置 II)は適していると言えそうだ。例えば、もっと大型で風量の大きな熱風発生機を使えば更に大量のポップコーンを作れそうだ。
 とうもろこしを投入し、ポンッとポップコーンが弾ける音と共に上昇し、排出される様は見ていても楽しい実験であった。
以上

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