次に、窓枠にヒーターを張り替えて、同様に実験を行ないました。ヒーターを窓枠に張り替えたことによる結露防止効果の差はほとんど有りませんでした。ただ、アルミサッシに生じる結露を防止することができ、凍結して窓が開かなくなるのを防ぐという効果があることが分かりました。
月日 時間 サッシ戸内側 外気
1月20日 23:10 5℃ -5℃
84%RH 74%RH
通電後1時間 全面結露
月日 時間 サッシ戸内側 外気
1月22日 7:28 0℃ -9℃
82%RH 82%RH
ヒーター上部6cm 結露無し
月日 時間 サッシ戸内側 外気
1月22日 13:10 5℃ 8℃
80%RH 90%RH
ヒーター上部33cm 結露無し
月日 時間 サッシ戸内側 外気
1月22日 23:16 8℃ -2℃
90%RH 90%RH
ヒーター上部9cm 結露無し
月日 時間 サッシ戸内側 外気
1月23日 11:50 7℃ -1℃
84%RH 60%RH
ヒーター上部11cm 結露無し
月日 時間 サッシ戸内側 外気
1月23日 23:50 4℃ -5℃
86%RH 84%RH
ヒーター上部18cm 結露無し
 
(2) メンバーB邸
実験日時 1月19日~1月28日
 北向き2重サッシの外側の窓枠にヒーターを貼ります。室温8℃
 翌朝、結露が凍結しています。室温2℃
 夜、窓ガラスの下部に貼りかえました。室温6℃
 翌朝、ヒーターの周囲は結露していませんが、窓の上部は凍結しています。室温2℃
 窓ガラスの中間に貼り変えてみました。室温2℃
 ヒーターの上下近傍のみ結露が解消されています。室温2℃


 メンバーA邸と同様、ヒーター周辺の結露のみ解消されましたが、全面解消にはまだまだ熱量が足りないようです。
 
(3) メンバーC邸
月日 時間 外気*
2月2日 7:30 -5.7℃ 79%RH
 南向き2重サッシ外側の窓ガラス3の下部にラバーヒーターを貼り付け、前日21時頃から通電開始。
 1・2・4の窓の下側4分の1程度が結露して凍結が見られます。ヒーターを貼り付けた3の窓では結露が見られません。
 日中はヒーターの電源をオフにします
月日 時間 外気*
2月3日 7:30 -6.1℃ 85%RH
 再び前日の21頃から通電を開始。
 冷え込みが厳しかったせいか、凍結している範囲も広くなったように見えます。
 それにも関わらず、ヒーターのある3の窓は凍結が見られません。
月日 時間 外気*
2月16日 7:30 -6.9℃ 85%RH
 通電しなかったときの状態を確認するため、電源をオフにして観察しました。
 さらに冷え込んだこの日は、窓の下半分が凍結しており、全ての窓で凍結が見られました。

 メンバーC邸のような全面結露まではしない窓では、12.5W程度のヒーターでも充分な効果があるといえそうです。
 *: 気象庁HPより長野地域のデータを参照