LABORATORY熱の実験室

熱の実験室-新館
第9回 ヒーターを使って燻製を作ろう!
新館は、4人の若手メンバーが交代で担当します
 外がカラッと晴れた天気の日、何か普段と違うことをやってみようと思った時、楽しみながらちょっとしたおつまみ&おやつをつくる感覚で燻製を作ってみましょう。
 燻製作りは難しいように思えて意外と簡単に作れます。
実験実施: 2006年8月11日

 1. 実験準備

 燻製の作り方はいろいろありますが、今回の実験には熱によって燻製材のチップを燃やし、煙を出さなくてはなりません。その中で、温度調節が出来る手軽なホットプレートDEMOを使ってみました。今回使用したDEMOは旧タイプ(初期のもの)です。
型番:HHP2515
電源:100V
消費電力:800W
・スモーカ(燻製器)
 燻製器は中華なべやダンボール箱、一斗缶、バーベキューセットなどを用いた方法があるのですが、一番手頃なダンボール箱を使用しました。ダンボール箱は電化製品が入っていた箱でも、普段スーパーなどに置いてあるものでも何でもいいのですが、ホームセンターやアウトドア用品店に行くとダンボール箱で作るセット(ダンボール、スモークチップ、網等のセット)が売っています。今回はそのセットを購入したのですが、ホットプレートDEMOプレート部分よりも小さかったため、お手製のダンボール箱を使用しました。
購入した燻製セット

お手製のダンボール箱


・スモークチップ
 燻すためのものです。チップにはサクラやリンゴなど種類がありますが、今回使用したものは市販品の燻製の素サクラのチップを使用。

・燻製材料
 燻製と言えば肉・魚がメインですが、下準備(下ごしらえ、味付け)を行う手間がかかるため、簡単に準備ができる以下の材料を準備しました。
  • ゆで卵(Mサイズ、うずらの卵(味付けなし、醤油味付))
  • ウインナーソーセージ
  • プロセスチーズ
  • 食パン
  • ピーマン
  • パセリ
  • バナナ
 以上、7品目

 2. 実験方法

(1) ホットプレートDEMOのプレートの上にチップをのせる。
(2) ダンボールをプレートの周りを囲うように設置する

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