熱の実験室-新館
新館は、4人の若手メンバーが交代で担当します
第8回 通電時の圧着端子の温度 電線に電気を流すと、電気の流れている箇所は多少なりとも発熱します。機器と電線の接続部分では、機器と電線が接触不良を起こしていれば、接続部分自体が負荷となり発熱し酸化につながります。今回は圧着端子を使用してヒーターに配線し、意図的に接触不良を起こして、圧着端子の温度の上昇について検証したいと思います。
実験実施: 2006年4月
● 実験内容 電線をヒーターにナット締めで配線し、片側はしっかり配線し条件は変えず(一定条件)、もう一方は以下の条件で配線します。配線後、AC200Vを給電し、通電中の圧着端子の温度を測定します。
条件1)、圧着端子を専用工具でカシメ、ナットをしっかり締める。 条件2)、圧着端子を専用工具でカシメ、ナットをゆるく締める。 条件3)、圧着端子をペンチでカシメ、ナットをしっかり締める。 条件4)、圧着端子をペンチでカシメ、ナットをゆるく締める。 ● 実験開始
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