LABORATORY熱の実験室

 ● φ0.16の発熱線で実験

 発生する熱量が小さく安全と思われる、細い発熱線から始めました。

50W/cm2

 発熱線の表面にわずかな泡が発生しているだけで、大きな変化はありません。

150W/cm2

 泡が大きくなってきました。

250W/cm2
 発熱線から、「ジー」という、超音波洗浄器のような音がしてきました。

350W/cm2

 発熱線表面への泡の付着がなくなり、写真では確認できませんが、細かい泡が大量 に発生しています。音は「ジー」と「リーン」が混じったような大きな音がしています。「リーン」はビーカーから発生しているようです。

500W/cm2

  発熱線が激しく振動しており、写真には良く写りません。音も大きくなっています。

670W/cm2
 大きな音が急に止まり、断線しました。断線箇所は銅板電極への接続部なので、発熱線の激しい振動による応力集中の影響も考えられます。