熱の実験室 別館
エスハイ実験室 第4回

 エスティマハイブリッド(エスハイ)を使った実験室 

 ● 今回のテーマ(10時間エスハイ耐久走)

 前回予告した通り、「エスハイ用負荷抵抗器」を取り付けて、エスハイのAC電源1500Wをフルに使った状態での耐久走を行ないました。午前8時にスタートして、一般道10時間の、事前に走行コースを決めていない行き当たりばったり走行で、465.3kmの距離になりました。

■ 使用した機材

 ● エスハイ用負荷抵抗器 100V1500W
 前回製作した、シリコーンラバーヒーターを使用したものです。2枚のヒーターに貼り付けてある熱電対に加え、外気温測定用の熱電対を追加してあります。
 ● トランスデューサー
 エスハイのAC電源の電圧を、データレコーダーに取り込んで記録するための変換器です。
 ● データレコーダー
 熱電対からの電圧と、トランスデューサーからの電圧をデジタル変換して、ノートパソコンに取り込むものを使用しました。

■ 走行中の測定項目

 ● 2枚のシリコーンラバーヒーターと、外気の温度(10秒ごと)
 ● エスハイのAC電源の電圧(10秒ごと)
 ● 1時間ごとの距離と燃費

 ● 全体のコース

 行き当たりばったり走行の結果、次のような全体コースになりました。
 スタートは長野市内の「南長野運動公園」、ゴール(10時間ちょうどの位置)は、更埴市の国道18号線上です。折り返し地点は「宇奈月温泉」になりました(温泉に入ってきたわけではありません)。長野県→新潟県→富山県→新潟県→長野県と走ったことになります。

 ● 全体の記録

走行距離 平均速度 燃費 ガソリン消費量(計算値)
465.3km 46.5km/h 12.8km/L 36.4L



  右ヒーター温度 左ヒーター温度 外気温 電圧
最高 167.7℃ 173.1℃ 27.7℃ 100.9V
最低 50.6℃ 51.2℃ 16.5℃ 96.3V
平均 75.2℃ 75.6℃ 21.3℃ 98.7V
※ スタート直後の、ヒーター昇温中は除いてあります。
 電圧は、1時間目の9時近くまで徐々に低下していますが、あとは安定しています。1500Wを10時間、問題なく供給できたことがわかります。