実験募集期間中に、東日本大震災が発生し、開催について心配しましたが、被害があった地域からも応募していただき、例年通りの日程で開催できましたことに、お礼申しあげます。
今回の第5回コンテストの審査は、進行が遅れた1チームを除く9チームに、前回(第4回)コンテストで継続進行になった1チームを加えた、計10チームの実験を対象に行いました。 |
審査した実験全体について |
今回、10チームの実験が加わり、コンテスト開始からの合計で、49の実験が当サイトに掲載されていますので、熱に興味を持つ方々に、できるだけ多く見ていただきたいと思います。また、第5回記念コンテストとして、実験実施各チーム(10チーム)に、ログサーモDGL0100
を1台進呈しましたが、5チームの実験レポートまたは動画に登場しています。この製品の用途を提案できたのではないかと、期待しています。
各チームの実験レポートを見ると、実験器具の製作、計測回路、計算での解析、化学分析など、かなり高度なものがあり、年々レベルが向上してきたことがわかりました。
残念だった点としては、毎回言えることですが、実験期間を有効に使うことの難しさです。前半のペースが上がらなかったためか、実験企画から期待したところより、だいぶ手前で終わってしまったような印象を受けた実験もありました。この点については、主催側としても、中間の進行状況チェックを増やすなどで、改善していきたいと考えています。 |
入賞実験について |
1位: 熱で動き続けるおもちゃを作ろう!
娯楽性・関連性が1位、表現力・効果が2位でした。
ガラス製での実験では動作が不十分で、銅製にして動作することを確認、そして、おもちゃを製作して運転という過程があり、企画した実験を、きちっとやり遂げていることに感心しました。説明もわかりやすく、おもちゃの船が動く様子も、動画で面白く見ることができました。
2位: 分布型温度センサの試作
独自性・効果が1位、関連性が2位、表現力が3位でした。
考案した分布型温度センサについて、試作と動作検証まで行っています。実用性についても、ある程度試作が進行して、一般の人にも親しめる内容になっていたら、もっとよかったと思います。
3位: お風呂で発電して湯加減を可視化しよう!
表現力が1位、娯楽性が2位、独自性・効果3位でした。
お湯の温度で色が変わるという、一見シンプルなことを、複雑な手順で実現しているところに、面白さがある実験だと思いました。 |